あなたのブランドに個性はありますか?

2012年1月17日

すべてのブランドは人と人のコミュニケーションと同じように、相手に"伝わる"ことが重要です。
特に、私たちが生きているこの情報化社会において、コミュニケーションはすべての人にとって極めて重要なテーマになっています。
ブランドはさまざまな分野の消費者を対象としており、媒介とする手段が何であれ、一番伝えたいメッセージが相手に伝わるように工夫されています。
私たちは相手の話を聞く前に、その人の見た目や振る舞いで評価を下してしまうことがありますが、ブランドについても同じことが言えます。

たくさんのスポーツブランドがある大学では、チームの個性を最もよく表現するものとして、また、ファンにそのキャラクター自身がそのチームを応援しているようなイメージを与えるものとして、動物を採用しています。
こうしたマスコットの中には強く、攻撃的なものがあります。
例えば、以下に紹介する、アーカンサス・レイザーバック(野ぶた)、LSUタイガース、UCマーセド・ボブキャッツ(オオヤマネコ)といったものです。

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その一方で、下にあるUCSBガウチョス(カウボーイ)、マリスト・レッド・フォックス、マサチューセッツ・ローウェル・リバー・ホークスのように、賢そうで、あれっと思うようなものもあり、何のマスコットなのかわからないこともあります。

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UCSBガウチョスやレッド・フォックスの場合、ブランドの対象を拡大させて、若年層のファンにも親しみやすいマークも作っています。

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また、ブランドはその個性を保持したまま、販売促進や宣伝でも活用されるべきものでもあります。

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ブランドには幅広い要素を表現するよう意図されたものがあります。
そうしたものは、ハーバード大学やミシガン大学のようにシンプルに文字だけだったり、文字とシンプルなグラフィックを組み合わせて表現されています。

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こうしたグラフィックはシンプルかもしれませんが、万能です。
ブランドが消費者やファンに働きかける別の分野の一つに、イベントがあります。
そして、ロゴはイベントの空間でうまく機能するようにブランディングされる必要があります。
以下はミシガン大学のスタジアム(Big Chill)で行われた世界最大の屋外ホッケーイベントのブランディングの例です。

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では、スポーツ業界の外には、どんなブランドがあるのでしょうか?
高級自動車で知られるジャガーは、印刷物を媒体とする広告、インターネット、そして車に直接導入できるようにブランディングして、次のようなロゴを作りました。

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ファッションやさまざまな商品のブランドの中には、わざと謎めいた雰囲気を持たせて、 "このブランドはいったいどうなっているのだろう?"、"何か面白そうだ。"、"何を提供してくれるのだろう?"といった具合に消費者に考えさせるように工夫したものもあります。
私たちは日常でさまざまな人や物に接する際、周囲にいろんな側面を見せています。
例えば、陽気だったり、夢中になっていたり、(人や物事の)助けになってくれそうだったり、好奇心を示したり・・・。
こうした側面は、私たちが周囲の人や物と何らかの接触を持った際に顕著に現れます。
ブランドは人が「もっと自分のことをわかって欲しい」と思うように、そのブランドを接触した相手により多くのことが伝わるように望んでいます。
次に紹介するのは、ジュディス・リーバーが4種類の動物を使って自身のブランドを表現したものです。

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ジュディス・リーバーはおしゃれ好きな女性をターゲットにした高級ハンドバックやアクセサリーを作っており、製品とロゴに入っている動物とはなんの関係もありません。
互いに関係のないイメージを並べることで、ブランドに謎めいた、好奇心を刺激するような雰囲気を出させて消費者に興味を持たせ、自分でジュディス・リーバーというブランドとはいったいどんなものだろうと調べさせるように意図しています。

ブランドにはいろんな個性があり、さまざまな目的に使われます。
ブランドは単に製品の販売促進をするだけでも、組織を代弁するだけのものでもありません。
私たちは日常生活のあちこちでたくさんのブランドを目にしています。
自分が応援しているスポーツチーム、普段乗っている車、食べているもの、衣類といったものです。
あなたの日常生活で目にするブランドのこと、日常生活で関わる人たちのことを考えてみてください。
ブランドの中には知人よりも付き合いが長いものがあると気づくことがあるかもしれません。
また、あなたが誰のことを考えているのかにもよりますが、知人よりも好意を持っているブランドもあるかもしれませんね。
あなたが次に街を歩くとき、周りを見渡してみてください。
そして、広い視野で見るとブランドはまるで人のようだということをよく考えてみてください。

著者

Jamie Skiles
Phoenix Design Worksの社長兼、クリエイティブディレクター。

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